(2)ボーリング調査−椋本M1地区

図2−3−12参照)

本地区ではM2面を変位させる断層を横切って4地点でボーリングを行った。段丘礫層基底の深度はボーリングBM1−3で4.55m、BM1−4で11.43mと、断層の下盤側(平野側)で深く、段丘礫層も厚い。

断層の変位量は、ボーリングBM1−3とBM1−4の比較から、段丘礫層基底面で13.3m、上面で7.5mである。これは、段丘礫層の堆積途中に断層変位があった可能性を示唆するものと考えられる。