(1)文献調査

地域地質や一志断層系に関する64篇の文献を収集した。各文献の詳細は巻末の「文献目録及び要旨」にまとめて示した。

文献の内容は、@布引山地東縁断層帯に関する文献、A布引山地東縁断層帯以外の活断層に関する文献、B第四紀の地質及び地形に関する文献、C地質一般に関する文献(東海層群・一志層群)などである。

松田(1990)によれば、布引山地東縁断層帯は亀山市から関町、芸濃町、安濃町、美里村、津市を経て久居市に至るほぼ南北方向に延びる複数の活断層から成り、確実度T〜U、活動度B級の断層帯で、かつ、断層長27q、地震規模ML=7.2の起震断層とされている。

布引山地東縁断層帯に関連した主要な文献は次の通りである。

@ 太田陽子・寒川 旭(1984):鈴鹿山脈東縁地域の変位地形と第四紀地殻変動、地理学評論、57A、237−262

A 宮村学・吉田史郎・山田直利・佐藤岱生・寒川 旭(1981):亀山地域の地質、地域地質研究報告(5万分の1図幅)、地質調査所

B 八木浩司・寒川 旭(1980):津市西方における一志断層系の新期断層活動、東北地理32、211−216

C 吉田史郎(1987):津東部地域の地質、地域地質研究報告(5万分の1図幅)、地質調査所

D 吉田史郎・高橋裕平・西岡芳晴(1995):津西部地域の地質、地域地質研究報告(5万分の1図幅)、地質調査所