2−1−4 既存ボーリング資料調査結果

収集したボーリング資料は、調査範囲内の各市町ごとに分類整理し番号を付した。収集したボーリング本数は445本であり、各市町ごとの資料数の内訳を表2−1−4−1に示した。ボーリング地点は、付図1に既存ボーリング柱状位置図として示した。

また、各資料については、市町ごとに分類・整理を行い別冊としてファイルした。各資料については、表2−1−4−2に示す項目について整理し、巻末資料に示した。

ボーリング資料については、それぞれの調査位置・調査深度及び周辺に分布する地質から、表層及び基盤(ボーリング資料の中の最深部の地質)の地質を判定した。特に、断層近傍の資料については、断層による影響の有無について確認を行った。ボーリング資料から、次のようなことが判明した。

1) 断層の調査を目的として掘削されたボーリングはなかった。

2) ほとんどの資料は、段丘面上において建物の基礎地盤の調査を目的として実施されたものであり、掘削深度20m以下と比較的浅いものが多く、参考となるような資料が少なかった。また、水源用として掘削されたものの中には、深度が100m以上のものもあるが、地質の記載については、詳しいものが少なかった。

3) 資料の中、断層及び断層による破砕帯等の記載はみられなかった。

以上のような結果であったが、ボーリング資料は、広域の地質断面図の作成などに参考資料として利用した。