(1)調査概要

A.調査目的

平成10年度(1)及び平成12年度京都盆地地下構造調査で宇治川断層の存在が確かめられた地点から有馬−高槻断層帯や桃山丘陵東縁の断層との連続性や宇治川断層の方向,性状の把握を目的として実施した.

B.調査実施場所

下記に示す地域でP波反射法探査を実施した.反射法探査測線位置図を図3−2−1−1に示す.

(a)八幡測線

小泉川河川敷道路〜三川合流地点〜木津川河川敷道路

(b)桃山南測線

桃山御陵通り〜外環状線,京阪電車宇治線,山科川〜丹後橋通り

(c)小栗栖−石田測線

小栗栖宮山小〜山科川,合場川河川敷〜石田大山

C.調査内容及び数量

P波反射法探査

八幡測線     測線長2,960m 5m受振・10m発震

桃山南測線     測線長1,400m 5m受振・10m発震

小栗栖−石田測線  測線長1,250m 5m受振・10m発震

D.調査期間

事前調査及び地元説明:平成13年12月 9日〜平成14年 1月14日

測量・反射法測定  :平成14年 1月15日〜平成14年 2月 5日

データ処理及び解析 :平成14年 2月 6日〜平成14年 3月25日