1−3−2 断層の分布

測線での伏在断層を結ぶと,断層は西側の淀付近では桂川と宇治川に挟まれる中央付近から東北東方向の宇治川大橋付近南側をほぼ直線状に延び,観月橋までの長さ約5.5km連続することが確認され,宇治川断層と命名された(12,13,14).そして,桃山丘陵と京都盆地との境界を南北に走る桃山断層の南の延長は,宇治川断層で断たれ,それ以南に延びないと判断された.