(2)分析方法

以下の手順にしたがって前処理を行い,採取試料の極細砂サイズ粒子の岩石学的,鉱物学的記載を行い,その後温度変化型屈折率測定装置MAIOTを用いて火山ガラス及び必要と考えられる鉱物の屈折率を測定した。

・ 試料を水に溶かし#250フルイで篩い分けを行う。フルイは他試料の混入を防ぐため張り替え式のテトロン製ふるいを用いた。

・ 残留試料を分散剤(ヘキサメタリン酸ナトリウム)溶液で超音波洗浄を行う。

・ 濁った試料は水にてさらに超音波洗浄を行う。

・ 偏光顕微鏡にて汚れを確認

・ 60℃以下で乾燥

・ #120フルイによる篩い分け

・ #250〜#120,#120<それぞれの粒度毎に分析用試料として保存。

・ #250〜#120の粒子をプレパラートに封入し偏光顕微鏡で岩石学的,鉱物学的記載を行った。