(2)掘削口径及びコア径

ボーリング調査は一般に外径66mmであるが,礫分の多い地層では予想される礫径より掘削口径を大きくすることで,コア試料の採取率が向上し,あまり乱されていない試料採取が可能となるため,コア観察にも影響してくる。本調査では,大阪層群の礫径(概ね50mm以下)を考慮して,掘削口径86mm,コア径約60mmとした。