5−1−2 調査位置

ボーリング調査は京都市東山区の東福寺南側道路で行った。ボーリング調査位置図を図5−1に示す。

調査地は山地と平野の境界付近に当たり,標高は35〜65mである。調査地の東側は伏見山,西側は鴨川に挟まれている。地形は東側の山地に向かって徐々に急勾配になる。

地質は図5−2「都市圏活断層図:京都南西部」によると低位段丘層と扇状地堆積物が分布する。

図5−1図5−2によると桃山断層はNo.6〜No.9間およびNo.2〜No.3間に潜在するとしている。

図5−1 ボーリング調査位置図

図5−2 桃山断層とボーリング調査位置関係図