(3)記録作業

測線から離れた場所に記録器を搭載した観測車を駐車させて記録した。作業に先立って実施した起振テストの結果,スイープ周波数は20〜200Hz,スイープ長は10秒とした。

測定は80ch−40chの変則スプリット・スプレッド方式で実施した。西側測線は全長が320mであったので65chの固定展開方式で測定した。

なお,以下に測定仕様をまとめて記す。

測線長:1,100m

受振点間隔:5m

受振器のグループ数:6個(グルーピング配置)

グループ間隔:1m

発振点間隔:東測線 = 10m:西測線 = 5m

垂直重合数:10回〜20回

同時受振チャンネル数:120ch

最小オフセット:2.5m

展開方式:80:40変則スプリッド・スプレッド方式

サンプリング間隔:1/1000秒

記録長:1秒(1024サンプル)

スイープ長:10秒

スイープ周波数:20〜200Hz