(4)D層

本層はトレンチ観察結果(図5−6)におけるD−1層およびD−2層を一括したものである。砂質シルト及び礫混じり砂質シルトからなる。

D−1

灰色を呈する砂礫層である。礫は径10〜50mm、最大径100mm程度の亜角〜亜円礫主体である。礫種はチャ−ト主体であり、砂岩、泥岩、石英斑岩を含む。基質は粗砂であり、淘汰はよい。S1〜S4間の最上部の基質は細礫である。

D−2

黄褐色を呈する礫混じり砂質シルト層である。礫は径10〜20mm、最大径60mm程度の亜角〜亜円礫である。径1〜2mm程度の褐色粒子(マンガン)散在。