(3)都市圏活断層図」に図示されている光明寺断層との関係

「都市圏活断層図」では,本測線を横切る光明寺断層は測線東端部のCDP No.450〜460付近に撓曲を伴う相対的に東落ちの断層として特定されている。本測線では前述のように,CDP No.420〜450付近に相対的に東落ちの断層が推定され,「都市圏活断層図」に図示されている位置とほぼ一致する。

「都市圏活断層図」によれば,光明時断層はこの他に西側にも推定されているが,本測線までは延びていない。反射面のずれやたわみがみられるCDP No.150〜160付近は,この西側に推定されている光明寺断層の北からの延長上付近にあたる。

CDP No.340付近の反射面のたわみやずれを説明できるような地質情報は得られていない。