5−1 亀岡断層の分布と性状

亀岡盆地南部において盆地を横断する3測線で反射法地震探査を実施して,基盤岩分布や堆積層などの地下地質構造を明らかにするとともに,亀岡断層が「盆地内の亀岡断層」(F1断層,F2断層)と「山麓部の亀岡断層」(F3断層)からなることを明らかにした。いずれも東北東隆起の逆断層である。平面的には調査地南部の保津町付近で収束するような分布形態を示す。