3−4−3 データ処理及び解析

収録記録のデータ処理及び解析は、一般に多用される共通中間点(Common Midpoint; CMP)重合法によりSN比を高めた時間断面を作成した。次に、速度解析結果等に基づき、マイグレーション処理を施し、時間断面中の反射面を正しい位置に戻す。さらに、深度変換により、時間断面を深度断面に変換した。

標準的なデータ処理のフローを図3−4−7、データ処理に使用したパラメータを表3−4−4に示すと共に、以下に主な処理の概要を記す。

図3−4−7 標準データ処理フロー 

表3−4−4 データ処理に使用した主なパラメータ