4−1 淡路−六甲断層系の全貌についての問題点

伏在活断層の大局的な連続性についてはわかってきたが,詳しい連続性(2万5千分の1程度の地質図に表現できる程度の精度)については,不明確な点が多い。特に,山麓部付近では不明確である。この点については,新たな深部構造調査や浅層構造調査を実施しても,確実に把握できるかどうか疑問が残るため,現時点では詳細な地形判読調査と地盤図の成果(神戸市地盤検討委員会)をとりいれながら,検討を進める計画とする。

〔項目〕 地形判読調査(一式)