2−3 調査方法

上記目的のための物理探査として、浅部から深部数Kmの基盤までの地下構造形態を明かにするために、大型の非爆薬人工震源バイブロサイスを用いた反射法地震探査を行うこととした。

 バイブロサイス反射法地震探査としては、想定される基盤断層にほぼ直交する方向(北東〜南西)に、川崎市〜横浜市にわたる約15Kmの測線を設定した。

 現地調査は、大型のバイブロサイス1〜4台を震源として用い、受振点間隔25m、発振点間隔標準50m、240チャネルのCDP重合法に基づくデータ取得を行った。現地調査終了後、大型計算機によるデータ解析を行い、測線直下の反射断面図が得られた。