(2)海域文献資料調査結果

海域文献調査は、北武断層帯の東京湾部への延長を検討するために実施した。今回、海上保安庁水路部のデータの再解析及び地質調査所の資料から断層構造の連続性が 約4.0kmにわたって推定された。

北武断層帯は東方海域部に連続する可能性が高いと推定されるが、その長さや活動性に関しては調査資料が少なく未解明のまま残されており、今後の調査を待たねばならない。