4−3−10 i1層

i1層は東壁面のE2.0−E7.8にのみ最大層厚約60cmでレンズ状に存在するシルト層で、腐植質シルトを挟在する。i1層は第1トレンチ、第2トレンチを通じて、対比される地層が認められず、層準としてはl層より上位でi1層の下位であるが、j層およびk層とは層相が明らかに異なる。

14C年代は2570±60y.B.P.(BC825−525)、2570±70y.B.P.(BC830−500、BC460−430)が得られている。