6−2 活断層図の作成

既存の文献、活断層図、報告書の記載内容を検討し、さらに本調査の調査結果も考慮して、衣笠断層、北武断層、武山断層、南下浦断層、引橋断層について、縮尺1万分1で活断層図を作成した(付図1)。活断層の位置を判断するにあたっては必要に応じて米軍撮影の縮尺1万分1の空中写真判読を行った。基図には横須賀市と三浦市が発行している2,500分の1国土基本図を縮小して用いた。

活断層図には、活断層(存在が確実で位置が特定できるもの)、活断層(存在は確実であるが位置が不明確なもの)、地震断層、縦ずれ・横ずれ方向、推定活断層、活断層伏在部、既往のトレンチ位置を示した。各断層の規模・性状は表6−1に示す。