2−1−1 文献調査

南下浦断層,引橋断層については1930年以降,多くの研究が成されている[例えば,杉村(1964),Kaneko(1969),垣見ほか(1971),太田ほか(1982),太田ほか(1992)]。活断層研究会(1991)は,それまでの結果をまとめている。

引橋断層や南下浦断層は,三浦半島を横切って西北西から東南東に走る,右横ずれを主とする活断層の一つである。