2 調査内容

平成9年度実施した調査では、文献調査、大縮尺空中写真判読、現地地表調査及び地形断 面測量を行い、変形地形を認め、それらを秦野、八幡、下宿、三屋、戸川、渋沢西及び渋沢東の各断層とした。それらのうち秦野、八幡、下宿、三屋及び戸川の5断層を秦野断層系、渋沢西及び渋沢東の2断層を渋沢断層系とし、従来より高い精度で活断層の位置を明示し、1/10,000の活断層図を作成した。また地形断面測量によって変位量と、変位を受けている地 形の幅を明らかにした。

平成10年度調査では、過去の活動履歴を明らかにするために、ボーリング調査及びトレンチ調査を行った。次に調査内容の詳細を記述する。