3−1−9 大磯丘陵地域

@調査地域の南端の大磯丘陵では、丘陵の東縁に沿う崖錐堆積斜面の中間に西上がりの低い崖が連続してみられる。これを低断層崖と判断し、活断層と認定した。しかし、この断層は伊勢原断層の変位とは逆向きである。

A北金目トレンチの南方400mの南金目遺跡で、N60〜70°E方向、北落ち30cmの小断層や地割れが多数発見されていることと、大磯丘陵の下末吉面の高度は伊勢原台地の高度に比較して約20m余りも高いこと等を考えあわせると、伊勢原台地と大磯丘陵の間(南金目遺跡付近)に東西方向またはN60〜70°E方向の南上がりの活断層の存在が示唆される。