3−4−1 概要

北上西断層帯は松田(1990)が横森山断層、荒屋−下村、古館断層、法量野−浦沢、鉢盛山東、細野北方断層(活断層研究会、1980)を長さ23km、活動度B級の一連のセグメントとして示したものである。その後、各断層のデータについて活断層研究会(1991)が修正を加えている(図3−1)。北上西断層帯は北上市横森山付近から和賀川を越え、夏油川まで至る。