(2)測線T

測線Tでは,始点から280m付近までは緩やかな傾斜の斜面となっているが,それより丘陵地との地形境界までの区間では傾斜が急となる.急傾斜帯を細かく観察すると,280m地点から310m地点までは急激に高度を増しているが,その後330m付近まではやや傾斜が緩くなり,丘陵と接していることがわかる.なお,280mから310mまでの急傾斜帯は,地表踏査により南北に連続していることが把握されている.