1−2 調査目的

調査は,平成13〜15年度に兵庫県が実施した六甲・淡路島断層帯北部地域の活断層にかかわる地形地質調査結果などに基づき,六甲山地と神戸市街地の境界を通る須磨断層と諏訪山断層を対象として,ボーリング調査およびトレンチ調査を実施した。それにより,同断層帯北部における断層の性状および活動性などを明らかにし,六甲・淡路島断層帯北部の評価に向けて必要な基礎情報を得ることを目的とした。