2−3 平成15年度調査候補地点

表2−1に示した3断層について,現地踏査による予察調査を実施した結果,図2−3に示す調査候補地点を選出した。各調査候補地点の詳細については,表2−2および図2−4−1図2−4−2図2−4−3図2−4−4図2−4−5図2−4−6図2−4−7図2−4−8図2−4−9にまとめて示す。なお,図2−3および図2−4(図2−4−1図2−4−2図2−4−3図2−4−4図2−4−5図2−4−6)におけるリニアメント区分は,兵庫県(2002)に従った。

表2−2 調査候補地点

表2−2の地形および地質の特徴などより,淡河断層は屏風西地点,野瀬地点,芦谷川左岸地点の3地点,柏尾谷断層は鰻ノ手北地点,古々山断層は花山台北地点が調査の最適地と判断し,調査計画地点とした。しかし,淡河断層の屏風西および野瀬地点は圃場整備により地形が改変されていたため,調査不能であることが判明した。また,花山台北地点は,土地所有者の承諾を得ることができなかったためここでの調査を断念し,谷上地点において調査を実施することにした。