3−3 調査結果のまとめ

ボーリング調査の結果について,表層の粘土・シルト層の厚さの変化に着目するとNo.2とNo.3の間,下部の砂礫層中の層相変化に着目すればNo.1とNo.2の間に断層が存在する可能性が考えられた。この調査結果を念頭に置いて,トレンチ掘削を進めた。

図3−8 は,ボーリング調査の結果の上にトレンチ調査の結果を加味して作成した地質断面図であり,No.1とNo.2の間には断層が伏在している可能性があると推定される。