4−2−5 茂発谷断層

変位基準は、幕別町稲士別のMa−t2面(上更別T面)がある。ここでの垂直変位量は20m程度である。海成段丘アトラスに従いMa−t2面の年代を340kaとすれば、平均変位速度は0.06m/kaとなり、C級中位の活動度を示す。他の場所では、断層を横断し変位基準として扱える地形面がないため、変位量・平均変位速度の検証はできない。