4−1−4 稲穂断層

浅層反射法地震探査豊田測線(R5)において、東郷(2000)によるリニアメント位置で反射面の傾動等の変位,断層は認められなかった.このリニアメントは、音更町豊田付近に見られる東側が高い微高地に代表される。ただし比較的明瞭な西側リニアメントはNa−t3,Na−t6の境を成す段丘崖であり,変位基準としては不的確である.東側リニアメントについては,現地調査の結果リニアメントを夾んで比高変化は認められず,走向の振れも顕著なことから,開析された旧河道と考えられる.稲穂断層は存在しないと判断される。