4−1−13 弘和断層

変位地形は幕別町弘和付近を北限とし、更別村弘和を経て忠類村元忠類西方を南限とする西落ち撓曲崖である。走向はNNE−SSWで、総延長は7kmである。ただし、撓曲崖が段丘面の境界を成すため、厳密には変位基準が存在しない。地下構造に関してはリニアメント付近で新第三系の大樹層,糠内層に20〜40度程度の西傾斜が生じている.断層面は確認できず、地質構造からは撓曲を成すと推定される。