4−1−11 以平断層

変位地形は、幕別町以平付近に認められる。NNE−SSW走向に延びる東上がりの撓曲崖であり、総延長は4kmである。ただし、崖地形が段丘面の境界を成すため、厳密には変位基準が存在しない。地下構造としては、越後ほか(2001)による反射法地震探査で東上がり撓曲構造が捉えられている。露出悪く地表踏査からは地下構造の情報は得られなかった。