(3)南陽〜山部川

南陽付近には,テクトニックバルジ(北海道,2003)が見られるが,撓曲崖の波長が長いことから,断層の位置を特定することは,困難と考えた.なお,このバルジは,南北両端には続かず,構造的な連続性を追う事ができない.したがって,断層の存在およびその位置についての情報が乏しい状況から,調査不適と判断した.