(1)一番川南部地区

本地区では,地形測量の結果から,比高0.7mの地形面の不連続を確認した.2箇所掘削したテストピットから,伏在する礫層上面の標高差1.2mを確認した.

試料採取分析としては,砂礫を覆うシルト,砂から年代測定試料3試料を採取,完新世中頃の年代値を得た.

今後は,地形/地質で確認された標高差の原因がテクトニックであるか否かを確認する必要があり,トレンチ調査を行うべきと判断した.