4−1 ストリップマップの作成

ストリップマップの作成にあたっては,その使われかたを考慮した,十分なデータに基づいた慎重な検討がなされるべきである.本調査は,調査フローに示したように詳細調査の成果後の3年次目に最終的な総合解析を行ない,活動性の評価を行う予定である.

今回の調査で,地形面の編年に関しては,かなりの進歩がみられたと考えている.しかしながら,個々のセグメントの活動性に関しては,平均変位速度1つをみても十分な成果が得られたとは言えない.2年次目の詳細地質の調査時に対応したいと考える.