結果の詳細は，巻末データシートに示す．

Ｃ１４年代測定結果

ボーリングにより採取された試料から，各堆積ユニットの堆積時期を効率的に測定あるいは推定し得る位置から採取した．分析は，β線計数法を基本としたが試料の量が不足する等，β線計数法では不可能あるいは困難と判断された試料の分析にあたっては，同じβ線計数法でも長時間測定を行う，あるいはＡＭＳ法を用いて行った．

以下地区毎に結果を示す．

＜新篠津地区＞

当地区では，３試料の測定を行った．測定試料全ての年代が１０，０００年ＢＰ未満であった．

＜大麻地区＞

当地区では，深度２６．１ｍから採取した材化石の年代が４６，８００年ＢＰと，当該測定手法の限界に近い値を示している．