3−1−4 まとめ

地形地質調査の目的の一つはトレンチ・ボーリング調査の補完ということである。その点では、泉郷・馬追断層については、本年度に畑地造成などにより新たに良好な活断層露頭およびそれに準ずる関連露頭が出現し、それらの観察(一部掘り下げてピット調査)により十分な成果を得た。特に、泉郷断層では最新活動期を明らかにすることができ、馬追断層では活断層の活動による二次的な地盤変位を示す明らかな証拠を得、活動時期について示唆を得た。ただし、岩見沢断層については、活動度は低いと示唆されるものの、具体的に断定するには至らず、今後になお課題を残した。

図3−1−3−5 千歳市泉郷地区ピット(いずみ学園南東)の位置図と測量図

図3−1−3−6 いずみ学園南東ピット箇所の作業状況写真集

図3−1−3−7 いずみ学園南東ピットの法面写真展開図

図3−1−3−8 いずみ学園南東ピットスケッチ・解釈図その1

図3−1−3−9 いずみ学園南東ピツトスケッチ・解釈図その2

図3−1−3−10 いずみ学園南東ピット試料採取位置図その1(地表精査実施分を含む)

図3−1−3−11 いずみ学園南東ピット試料採取位置図その2

図3−1−3−12 いずみ学園南東ピットの断層活動のまとめ

表3−1−3−3 いずみ学園南東ピットにみられる断層の傾斜移動量