3−7 沖積面および現河川氾濫原面(a)

 岩見沢−栗沢丘陵および馬追丘陵の周辺では広く、これらの内部では細かく樹枝状の形態を取って分布する。丘陵の周辺のそれは沖積面であり、所により泥炭地となっている(岩見沢市街南東部・栗沢市街西方・旧馬追沼および長都沼周辺など)。丘陵内のそれは現河川氾濫原面であり、基本的には狭い谷底平野の中を河川が細かく蛇行して流れ、処々で泥炭を厚く堆積させる湿原的な所が存在している。