3−6 段丘5および沖積錐面(最低位面;t5)

 本面は幾春別川、幌向川および夕張川などの主要河川沿いの地域に河岸段丘面として分布し、現河床からの比高は3m程度である。これらの分布域のうち、夕張川沿いのそれは広く、栗山市街主要部、北長沼市街および道立中央試験場敷地などを載せている。その他、栗沢丘陵の栗沢市街付近、馬追丘陵北ブロックの北西端・同 中北ブロックの北西端付近で、丘陵内に水源のある小河川の沖積錐の面として分布する。さらに、長沼丘陵中主部ブロック内のフモンケ川などの河川沿いの河岸段丘面としてわずかに断続的に分布し、現河床からの比高は3m程度である。