2−1−2 五日市断層

広島市佐伯区から安佐南区にかけて、区境をなす向山(標高669m)の東山麓を北北東方向に通る断層である。本断層を境として更新世中期層の分布高度が100m以上異なっており、断層崖が認められるとされている。確実度はU(活断層であると推定されるもの)、活動度B級(平均変位速度が1〜0.1m/1000年)、断層長さは20kmとされている。