(2)矢場B地区

【矢場B地区】

9YB−1

0.00〜0.20m 0.20mまで表土。φ=5〜30o程度の亜角礫を含む。木根多い。

0.20〜0.75m 礫混じり中粒砂。淡褐色〜淡茶褐色を呈す。φ=5〜15o程度の円〜亜円礫を少量含む。礫種は片岩、チャートが多い。又、木片を少量含む。含水比は低い。

0.75〜1.00m 砂質シルト。暗茶褐色を呈す。2〜5o程度の軽石を含む(黄橙色を呈す)φ=5o程度の円礫を少量含む。

1.00〜1.48 礫混じり砂質シルト。灰褐色〜淡茶褐色を呈す。シルトの礫を多く含む。(φ=20〜40o、亜円礫状。また、いずれのシルト礫も強風化している。一部分根も認められる。)

1.48〜1.90m 礫混じり細粒砂。灰色を呈す。やや泥質分を含み、含水比は高い。礫はφ=5〜30oで、亜角礫〜亜円礫。チャート、片岩を主体とする。全体的に固結度は低い。

1.90〜2.35m 礫混じりシルト。2.13m付近は有機物に富んでいる。淡灰〜淡青灰色を呈し、ややしまっている。礫はφ=5〜10o程度で、片岩(やや風化する)を主体とする。亜角礫から亜円礫である。

2.35〜3.00m シルト〜極細粒砂。上方細粒化する。2.35〜2.45m付近は炭質物に富み、黒色を呈す。又、全体的に有機物に富んでおり、暗茶褐色〜淡暗褐色を呈す。下部は砂質分が卓越する。2.60m付近の基質中にはガラスが散在している。

3.00〜4.50m 塊状の粘土。3.05mまではやや砂質である。3.20m付近までは有機物に富み、暗茶褐色を呈し、それ以外の部分は淡緑褐色〜淡青灰色を呈す。全体的には塊状で、ややしまっている。散点的に木片等の炭質物が認められる。

4.50〜4.76m 極細粒砂。青灰色〜淡青灰色を呈す。炭質物を含む。又、上部はやや泥質である。

4.76〜5.40m 少量の炭質物を含む粘土〜細粒砂。灰褐色を呈す。一部弱い水平構造が認められる。5.14m〜5.40mの間は上方細粒化する。

5.40〜6.55m シルト混じり粗粒砂。淡灰色を呈す。礫はφ=2〜5o程度の亜円礫を主体とし、主に片岩、チャートからなる。礫率は50%程度と高い。又、礫の長軸方向が水平方向にやや整列する傾向が認められる。全体的に泥質分を含む。6.22m以深、礫径がφ=10〜30oとやや大きくなる。

6.55〜8.00m シルト〜砂質シルト。淡青灰色〜淡灰褐色を呈す。塊状で礫は認められない。7.00m以深はやや砂質。

8.00〜8.14m 少量の砂質分を含むシルト。淡青灰色を呈す。下部にはφ=3o程度の凝灰岩礫が含まれる。

8.14〜15.00m 8.14m以深、着岩する。新第三紀層の凝灰岩。8.14〜8.30mまでは強風化している。淡褐色〜淡緑褐色を呈す。10〜20cmごとに20度〜60度程度の割れ目が認められる。11.00m以深、軽石礫が多く含まれる。13.20〜14.10mまで、25゜〜35゜程度傾斜した構造が認められる。又、軽石をのぞく礫の含有は少ない。

15.00〜15.82m 凝灰質シルト質砂岩。暗緑灰〜暗灰褐色を呈す。10〜30゜程度傾斜した構造が認められる。φ=2〜3o程度の片岩を主体とする礫が多く含まれ、シルト岩と互層を形成する。又、軽石が少量含まれる。

15.82〜18.30m 砂混じり凝灰質シルト岩。やや参加している部分が多く、淡灰褐色〜淡茶褐色を呈す。φ=1〜5o程度の砂及び礫が帯状の構造をなす。

18.30〜20.00m 凝灰質シルト質砂岩。淡褐色〜暗灰褐色を呈す。全体的にやや固結する。また、少量の軽石が散在している。10゜〜40゜程度傾斜した構造を示す。

9YB−2

0.00〜0.15m 表土。

0.15〜0.80m 砂混じりシルト。灰褐色〜暗灰褐色を呈す。シルト岩及び片岩の強風化した礫を含む。下部に材を含む

0.80〜1.50m 木片を含むシルト。暗灰褐色〜灰褐色を呈す。1.00m以深、シルト岩(強風化)の礫を多く含む。礫は明褐色を呈す。1.20m付近、2o程度のオレンジ色の軽石片が少量、認められる。

1.50〜2.65m 炭質物を多く含む砂質シルト。暗褐色から暗灰褐色を呈す。固結度低く、上記の層よりも軟質である。

2.65〜2.80m 泥質分を含む中粒砂。暗灰から暗灰褐色を呈し、やや腐食質である。2.70〜2.80m付近にφ=1〜3oの白〜淡褐色の軽石が混入する(BPテフラ層)。

2.80〜3.50m 礫混じり砂質シルト。淡青灰〜灰褐色を呈す。礫はφ=2〜10o程度である。量は少ない。

3.50〜4.40m 砂質シルト。淡灰褐色〜灰褐色を呈す。全体的には塊状で、一部φ=5o程度の礫が挟まれる。

4.40〜6.15m 粘土。淡灰褐色を呈し、塊状である。5.80〜5.90mは炭質物が多く含まれ、暗灰色を呈す。

6.15〜7.15m 礫混じり粗粒砂。灰〜淡暗灰色を呈す。礫率50%程度とかなり多くの礫が含まれる。φ=5〜10o程度で、片岩、チャートを主体とする。構造は認められない。

7.15〜8.10m 礫混じり粘土。灰褐色〜淡青灰色を呈す。礫はφ=2〜8o程度で、散点的に分布する。

8.10〜9.00m 塊状の粘土。青灰色を呈す。塊状で構造は認められない。

9.00〜9.40m 砂質シルト。下位の凝灰岩起源と推定される。

9.40〜10.0m 軽石混じり凝灰岩。ごま塩状に有色鉱物、軽石、片岩などを含む。いずれも強風化する(一部基質は粘土化する)。淡緑褐〜緑褐色を呈す。コア自体は固結している。

9YB−3

0.00〜0.75m 表土。(材、腐植土混じりシルト)黄色〜黄褐色を呈す。

0.75〜0.90m 砂混じりシルト。茶〜暗茶褐色を呈す。水平構造が若干発達する。

0.90〜1.65m シルト混じり細粒砂。黄褐色〜茶褐色を呈す。未固結で、構造等は認められない。片岩起源の雲母片が多量に混入している。

1.65〜2.40m 砂混じりシルト。暗茶褐色を呈す。シルトが主体であり、ややしまっている。材が少量、混入する。構造は認められない。

2.40〜2.50m シルト混じり極細粒砂。茶褐色を呈す。無層理で比較的しまっている。

2.50〜3.28m 砂混じりシルト。暗茶褐色〜灰褐色を呈す。無層理で全体的にややしまっている。

3.28〜3.54m 軽石混じりシルト。腐植物に富み、黒色を呈す。軽石はφ=0.1〜0.3o程度で、白色〜黄白色を呈す。また、全体的に非常に軟弱である。

3.54〜3.72m 軽石及び砂混じりシルト。茶褐色を呈す。軽石は点在程度である。

3.72〜5.00m 砂混じり粘土。灰褐色を呈す。粘土が主体である。材が点在して混入する。4.40〜4.55m、特に材が集中する。

5.00〜6.40m 塊状の粘土。無層理で、ほとんど砂質分は含まれない。灰〜淡茶褐色を呈す。材が所々に点在する。

6.40〜7.00m 砂礫混じりシルト。最下部には礫は認められない。灰褐色〜淡茶褐色を呈す。少量の材が混入する。礫はφ=2〜5o程度で、片岩を主体とする。かなり風化が進み、くさり礫化しているものが多い

7.00〜7.75m シルト混じり砂礫。灰褐色〜灰色を呈す。礫はφ=2〜10o程度で、黒色片岩を主体とする。また、やや風化しており、亜角礫を主とする。

7.75〜8.57m 粘土。青緑〜緑褐色を呈す。ほぼ塊状で、礫はほとんど含まれない。8.00〜8.10mに下部の新第三紀層起源と思われる軽石が点在する(φ=2〜4o程度)

8.57〜8.90m 砂礫。緑褐色を呈す。基質分は基盤の風化したものを主体とし、構造は認められない。礫はφ=2〜5o程度の風化の著しい黒色片岩を主体とする。

8.90〜10.00m 基盤、新第三紀層の凝灰岩。一部に亀裂が認められる以外は基本的に塊状である。9.55mまではやや風化しており、比較的軟質である。9.55m以深は風化の度合いが低く、固結度は高い。

9YB−4

0.00〜0.10m 表土

0.10〜1.05m 砂礫混じりシルト。淡茶褐色〜淡灰褐色を呈す。炭質物及び礫を少量含む。礫はφ=2〜5o程度である。また、シルト岩の礫を含む(強風化している)。

1.05〜2.25m 砂混じり有機質シルト。暗茶褐色〜暗灰褐色を呈す。φ=2〜5oの礫が散点的に認められる。また、構造は認められず塊状である。

2.25〜2.30m 有機質粘土。黒色を呈す。含水比高く、脆弱である。

2.30〜2.42m シルト。暗灰色〜灰褐色を呈す。2.30〜2.35m付近、軽石片が少量含まれる。

2.42〜2.80m シルト質中粒砂。淡褐色〜淡灰褐色を呈す。塊状で、比較的粗粒分に富んでいる。礫はφ=2〜4o程度を主体とする。2.62m付近にガラス質火山灰(淡白〜淡褐色)が認められる。

2.80〜4.45m 礫混じりシルト質中粒砂。灰褐色〜淡暗灰色を呈す。2.80〜3.50mまで含水比高く、ややコア形状乱れている。

4.45〜5.00m 粘土。暗灰色〜暗灰褐色を呈す。塊状で礫、砂は認められない。木片が散点的に認められる。

5.00〜6.15m 砂混じりシルト。砂質分は細粒砂主体である。青灰色〜淡茶褐色を呈す。また、弱い水平構造が認められる。コアはよくしまっており、腐植土が全体的に分散する。5.30,5.75,5.85m付近に軽石片が点在する。

6.15〜7.00m シルト混じり砂礫〜砂礫。青灰色を呈す。雑然としており、堆積構造は認められない。礫はφ=2〜10o程度を主体とし、片岩を主体とする。一部に材を含むほか、全体的に軟質である。

7.00〜7.21m シルト主体で青灰色を呈す。水平堆積構造が発達する。7.00〜7.15mは腐植土が層状に挟在する。

7.21〜8.33m シルト。青灰色を呈す。植片が点在している。また、一部には軽石片も認められる。7.85〜7.95m付近に水平堆積構造が発達する以外、基本的には無層理である。

8.33〜8.40m 軽石混じり中粒砂。茶褐色を呈す。

8.40〜10.00m 砂混じりシルト。青灰色を呈す。砂質分は細粒砂を主体とする。全体的に少量の軽石が混入する。8.70〜8.90mでは水平堆積構造が発達し、腐植土を挟在する。9.00〜9.80mの間ではやや砂質分が多い。

9YB−5

0.00〜0.70m 表土及び耕作土。淡茶〜淡青灰色を呈す。

0.70〜1.00m 軽石混じりシルト。淡青灰色を呈す。軽石はφ=1〜2o程度で、下部はやや径が大きくなる。また、白〜黄白色を呈す。全体的に構造は認められずやや軟弱である。

1.00〜1.10m 腐植を多く含むシルト。黒色を呈す。1.06〜1.08m付近にガラス質火山灰をレンズ状に挟在する。

1.10〜1.70m 砂混じりシルト。青灰色を呈す。砂質分は細粒砂を主体とする。水平堆積構造がやや発達し、腐植土を層状に挟在する。1.29〜1.30m付近にガラス質火山灰が密集する。

1.70〜1.90m 軽石混じりシルト。青灰色を呈す。軽石はφ=1〜2o程度で発泡悪い。全体的にやや軟弱である。

1.90〜2.80m 砂混じりシルト。淡青会から青灰色を呈す。砂質分は細粒砂が主体である。2.70以深は細粒分主体となる。また、含水比高くなり、コアは軟弱である。

2.80〜3.00m シルト混じり中粒砂。青灰色を呈し、塊状で、堆積構造は認められない。

3.00〜4.12m シルト。暗青灰色〜淡青灰色を呈す。全体的に腐植が含まれている。また、一部を除き、粗粒分は認められない。また、コアは塊状でややしまっている。

4.12〜4.55m 砂混じりシルト。淡青灰色を呈す。砂質分は細粒砂〜中粒砂を主体とする。礫は片岩を主体とし、φ=2〜5o程度である。

4.55〜4.75m 砂礫。礫は黒色片岩を主体とし、φ=2〜5o程度である。また、基質分は流出している。

4.75〜5.00m 砂混じりシルト。淡青灰色を呈す。構造は認められない。

5.00〜5.40m シルト混じり砂礫。淡青灰色を呈す。礫は片岩主体で、φ=2〜10o程度である。5.24m以深は礫主体で、最大40o程度となる。

5.40〜5.80m 砂混じりシルト。青灰色を呈す。礫はほとんど認められない。砂質分は細粒砂〜中粒砂程度を主体とする。

5.80〜6.50m 砂礫を主体とする。一部基質分が流出し、礫状コアとなる。礫は黒色片岩を主体とし、亜円から亜角礫である。φ=2〜50o程度である。

6.50〜6.92m シルト混じり中粒砂〜粗粒砂。淡青灰色を呈す。φ=2o程度の礫が点在し、最下部は粗粒化し、礫主体となる。

6.92〜7.60m 砂混じりシルト。淡緑灰色を呈す。砂質分は細粒砂を主体とする。全体的に等質で無層理である。

7.60〜7.90m シルト。淡緑灰〜暗灰色を呈す。下位の凝灰岩が風化したものと考えられる。30〜45゜程度傾斜した構造が全体に認められる。

7.90〜10.00m 新第三紀層の凝灰岩。緑灰〜暗緑灰色を呈す。やや破砕されている部分はあるものの、全体的によく固結している。8.55〜8.90m、やや破砕されている。9.00m以深は50゜〜70゜程度傾斜する構造が発達している。

9YB−6

0.00〜0.25m 表土及び耕作土。暗褐色を呈す。

0.25〜0.90m 粘土。褐色〜暗褐色を呈す。塊状で、礫は認められない。

0.90〜1.18m 腐植混じり軽石層。暗灰褐色を呈す。軽石はφ=1〜3o程度であり、やや発泡している。

1.18〜2.00m 腐植混じりシルト。淡青灰色を呈す。全体的に5o程度の材片を含む。また、含水比は高い。

2.00〜3.60m 粘土。暗褐色〜暗灰色を呈す。塊状で構造は認められない。また、全体的に3o程度の材が点在する。くさり礫が全体的に認められる。3.00m以深は腐植物が多く混入する。

3.60〜3.76m 礫混じり腐植質粘土。暗青灰。礫は角〜亜角礫の片岩、チャートを主体とする。いずれも新鮮である。またφ=10〜30o程度である。

3.76〜5.00m 砂礫。青灰色〜淡灰色を呈す。全体的に礫率高く、60%程度である。また、礫種は片岩、チャートを主体とし、亜角礫〜亜円礫で、いずれも新鮮である。φ=10〜30o程度が主体である。

5.00〜5.40m 礫混じり中粒砂。淡灰〜淡青灰色を呈す。礫はφ=2〜7o、片岩及びチャートを主体とする。塊状で構造は認められない。

5.40〜5.90m 砂質シルト〜シルト質中粒砂。淡青灰〜淡緑灰色を呈す。少量の礫が含まれ、弱い水平構造が認められる。

5.90〜6.54m シルト質砂礫。淡青灰〜淡緑灰色を呈す。礫はφ=2〜20o程度で、最大50o程度である。礫種は、片岩、チャートを主体とする。

6.54〜7.20m 砂質シルト。青灰〜緑灰色を呈す。基本的に塊状で、構造は認められない。

7.20〜7.46m 粘土混じり砂礫。淡青灰〜青灰色を呈す。塊状で構造は認められない。また、片岩の礫を少量含む。

7.46〜8.80m シルト。淡青灰〜緑褐色を呈す。全体的に亀裂が発達し、一部亀裂が発達するため細片〜さいころ状の部分がある。また、礫は認められない。

8.80〜10.00m 凝灰岩。全体的に強風化している。基質は粘土化している部分が多く、構造は認められない。9.00〜9.60mまで、やや風化度弱く、コアは比較的固結する。9.60m以深、強風化している。

9YB−7

0.00〜0.08m 表土。茶褐色を呈す。砂混じりシルト。

0.08m〜0.10m 軽石混じりシルト。淡茶褐色を呈す。軽石はφ=1o程度で、黄白色を呈す。

0.10〜0.55m シルト。茶褐色を呈す。下部に水平堆積構造がみられる。いわゆる関東ロームである。

0.55〜1.00m シルト混じり軽石層。淡茶褐色を呈す。軽石はφ=1〜2o程度で、下部はやや軟弱である。

1.00〜2.80m 砂混じりシルト。淡青灰色を呈す。砂は主として細粒砂を主体とする。一部、腐植土層を挟在し、水平構造が発達する。また、ガラス質火山灰、軽石を含む部分がある。

1.12〜1.16m ガラス質火山灰を主体とする。肌色〜淡青灰色を呈す。軟弱である。

1.40〜1.52m 軽石混じり中粒砂。淡青灰色を呈す。やや粗粒で、軟弱である。

2.80〜3.45m シルト混じり砂礫層。淡青灰色を呈す。下部は礫主体である。礫はφ=2〜10o程度で、下部はやや粗粒化する傾向が認められる。礫種は緑色片岩を主体とする。

3.45〜3.90m シルト。青灰色を呈す。塊状で、下部にφ=2o程度の礫が少量含まれる。

3.90〜4.20m シルト混じり砂礫。淡褐色〜淡青褐色を呈す。礫はφ=2〜4o程度を主体とし、最大、50o程度である。

4.20〜5.00m 礫混じりシルト。淡青灰色を呈す。一部基質分が軟弱な部分が認められる。また、塊状で構造は認められない。礫は片岩を主体とし、φ=2〜10o程度である。

5.00〜5.37m シルト混じり砂礫。暗灰〜淡暗灰色を呈す。礫は片岩主体で円〜亜円礫。φ=5〜30o程度である。礫率は高い。

5.37〜5.82m シルト混じり中粒砂〜粗粒砂。暗灰色〜暗青灰色を呈す。上部には礫は認められない。下部にはφ=2〜7o程度の礫を含む。

5.82〜6.87m 砂礫。暗青灰〜灰褐色を呈す。礫はφ=5〜30o、最大約40o程度で、片岩及びチャートを主体とする。細粒分少なく、コア形状やや乱れている。

6.87〜8.00m 砂混じりシルト。青灰〜青灰褐色を呈す。塊状で構造は認められない。また、砂質分にかなり富んでいる。

8.00〜10.00m 新第三紀層のシルト岩。灰褐色〜淡灰褐色を呈し、風化が著しい。また、全体に亀裂が発達する。9.00〜9.90m、砂質シルト岩。灰褐色を呈す。風化が上位のシルト岩よりも進んでおり、全体的に亀裂も発達する。9.90〜10.00m、風化砂質凝灰岩。黄褐色〜黄灰褐色を呈す。塊状で砂質分を多く含む。