(9)OBh−1(0.00m〜1.76m)

0.00m〜0.30m、砂混じりシルト(表土)。根及び植物片混入する。暗茶褐色〜こげ茶色を呈す。φ=2〜5oの円礫が少量混入する。

0.30m〜1.40m、軽石起源のシルトを主体とする炭質物の見られるシルト。黄褐色を呈す。礫は含まれず、若干の砂質分を含む。1.20m以深には風化の進行した2〜10oの軽石を多く含む。鑑定の結果、BPテフラ層(中部〜上部)と同定された。

1.40m〜1.64m、軽石及び砂混じり粘土。砂質分は中粒砂〜粗粒砂程度が主体であり、やや粗粒である。黄褐色〜淡灰褐色を呈す。

1.64m〜1.76m、礫混じり粘土。茶褐色を呈す。礫はチャートを主体とし、円から亜円礫である。また礫径はφ=5〜15o程度である。