(1)活動履歴

断層北東部の活動履歴は富田地点のトレンチおよびボーリング調査結果から、

K層堆積後I層堆積前(31,570yBP〜19,440yBP)

I層堆積後F層堆積前(15,110yBP〜〔9,500yBP:E層〕)

F層堆積後E層堆積前(〔15,110yBP:I層〕〜9,500yBP)

H層堆積後B層堆積前(6,590yBP〜2,250yBP)

の活動履歴が読み取れ、約3万年以降、少なくとも4回以上の活動はあったものと判断される(図3−3−16参照)。