3 地表踏査(精査)結果

本年度は、平成10年度の調査結果に基づいて、滝ヶ洞山の南東斜面に位置する山間の小盆地について詳細な踏査を実施した。調査範囲は、図3−1に示す面積約0.39km2である。

調査の目的は、牧ヶ洞断層が出現している重要露頭の確認、正確な断層変位地形の確認、単位変位量の把握、および活動履歴の把握である。

現存する地形図の最大縮尺が1/5,000であったため、調査結果の記載について、充分な精度を保持できなかったが、図3−2および巻末付図1としてまとめて示した。