3−1−7 その他

・微高地H6より南東方向の小盆地側斜面部に、表層の移動(すべり?)による地形の高まりが認められるが、断層活動との関連は薄いと思われる。

・屈曲したチャネルC6付近に認められる土石流は、重要露頭OU4が崩壊して発生したものと思われる。この土石流の先端付近の地表面には、これに関連していると思われる人頭大の亜角礫が点在している。

・平成10年度の調査で指摘されていた「分離丘の間には、流れに刻まれた微高地があり、断層が横切る地点に南側上りの高さ1m程度の低崖が認められる。」の地形に関しては、今回の精査で確認できなかった。

写真3−1 東郷委員に現地の地形・地質状況を説明

写真3−3 トレンチ位置