6−9 [ 宮峠断層 ]

中央部のリニアメント2で,河川や尾根の系統的な右横ずれ屈曲が明瞭に認められ,活断層としての延長は4.8kmと推定される。ただ,段丘や扇状地に変位を与えている地形は認められなかった。断層東部のリニアメント1と断層西部のリニアメント3に関しては,明瞭さに欠けるとともに変位の向きも必ずしも明瞭ではない。