6−1−2 ボーリング位置及び孔口高度

ボーリング位置を図6−1に、詳細位置図を図6−2に示す。ボーリング地点は池田山断層の中央部よりやや南側にあたる。この地域は、後背湿地に相当し、海抜高度が15m前後の平坦面が形成されている。ボーリング地点は、揖斐川と粕川の扇状地面を避け、第一礫層や熱田層及び第二礫層などの層準が得られやすい位置に選定した。

ボーリング地点の孔口高度はTP+15.08mで、使用した基準点は、国土地理院中部地方測量部の三等水準点(水準点名は4538)とした。この水準点は、ボーリング地点より約500m西方の池田町大字片山字柳町に設置してあり、水準点の標高はTP+16.44mである。

図6−1 片山地区ボーリング調査位置図(縮尺1:10,000)

図6−2 片山地区ボーリング詳細位置図(縮尺1:2,500)