(1)A(1)層

A(1)層はトレンチの西側下端に認められる。下部はオリーブ灰色を呈する砂礫からなり、上部は褐〜橙褐色の礫混り粘土からなる。砂礫は、φ2〜20cmの砂岩や頁岩の角〜亜角礫を主体とする。基質は、粘土を混入する細砂〜粗砂で淘汰はあまり良くないように見うけられる。礫混り粘土はローム質で、5〜10%程度の礫を含む。礫はφ1〜4cmの角〜亜円(扁平)である。