3−1 地形面区分

段丘面については,空中写真判読及び地表踏査結果に基づく段丘面の形態,面の保存状態等の性状,現河床からの比高,堆積物の層相,テフラとの関係等により,その対比・形成年代の検討を行った。

段丘面は,図3−1に示すように,高位よりH面群,M1 面, M1' 面,M2 面,L1 面,L2 面,L3 面,A1 面及びA2 面に区分される。これらの各段丘面と南関東の段丘面との対比については, 表3−1に示すように,テフラ等に基づき, H面群は多摩面に,M1 面は下末吉面に,M2 面は小原台面に,L1 面は三崎面に,L2 面は立川面に,L3面は青柳面にそれぞれ対比される。

また,表3−1には,既往文献による段丘区分と本調査による段丘区分との対比も合わせて示す。