3−4−2 調査方法

調査の範囲は図3−5に示した。福島盆地西縁断層帯に沿う幅1.5〜4km、延長約35kmの地域である。踏査では確認できる地層の層相や構造の記載を行なった。また、断層活動を検討するうえで重要な露頭や断層面の確認された地点では、縮尺1/20〜1/100の露頭スケッチと写真撮影を行った。変位地形の可能性が高い地域では地形の簡易測量をおこない。これをもとに地形断面を作成した。