(1)上三宮地点

上三宮地点(図8−2

本地点は加納断層の南端に位置し,最低位の段丘面に撓み状の地形が認められる。このことから,本地点では加納断層の最新活動時期及びその際の単位変位量の解明が可能と考えられる。さらに,低下側の沖積層下の地層の年代と分布状況を明らかにすることにより,その北側に分布する隆起側の各段丘面との対比から過去数万年間〜10数万年間の平均変位速度の推定が可能である。