6−1−1 調査地点の概要と調査の目的

宇多川右岸の相馬市遠藤南においては,現在は人口改変により原地形が失われているが,国土地理院により1975年に撮影された空中写真によると,L3面上に比高が1m程度の低崖が認められる(図6−2)。

このことから,本地点における断層の鉛直変位量等を明らかにすることを目的に,ボーリング調査を実施した。